貸し手にとってのメリットとデメリットを解説
ソーシャルレンディングには「貸し手」「借り手」という立場が存在します。
ここでは貸し手である投資家の立場からみたソーシャルレンディングのメリットとデメリットについてまとめてみたいと思います。
実際に投資する前には、メリットとデメリットをよく検討してから投資したいものです。
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ソーシャルレンディングのメリット・利点
個人投資家からみた、ソーシャルレンディングのメリット・利点は以下の様なものが挙げられます。
一般的に国債や定期預金よりも利回りが良い
1万円程度からの少額投資が可能で、分散して投資することが可能
お金を貸すことにより、ビジネスや社会に貢献することができる
投資案件によっては毎月配当金(金利)を得ることができる
基本的には株などの相場と相関関係にない
個人では投資できないような案件に投資できる
ソーシャルレンディングのデメリット・注意点
個人投資家からみた、ソーシャルレンディングのデメリット・注意点は以下の様なものが挙げられます。
元本が保証されていない(貸し倒れのリスクがある)
投資案件によっては毎月配当されるのでその都度税金が取られてしまう
比較的新しいサービスなので統計データが少ない
基本的に途中解約はできない
海外へ投資する案件に関しては、為替リスクが発生するものもある
金融庁の指導により運営会社が公開できる情報に規制があり、個人投資家は案件の内容の詳細について把握できない
早期の償還や償還が遅延する場合がある
利回りや条件の良い案件などは早い者勝ちとなり、なかなか投資できない場合がある
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まとめ
ソーシャルレンディングに実際に投資してみて感じたことは「ミドルリスク・ミドルリターン」の金融商品という印象を受けました。場合によっては、「ハイリスク・ハイリターン」という投資案件もあります。
基本的には株などの相場と相関関係にないので、ポートフォリオの一部に組み込むと分散投資として機能してくれるはずです。
ただ、貸し倒れのリスクを考慮して、多少面倒ではありますが、「サービス会社の分散」「投資案件の分散」は極力行っておくのが良いでしょう。
また、投資資金をガッツリ投入するのではなく、あくまでポートフォリオの一部、最悪投資資金が戻ってこなくてもよい金額程度を投資するのが無難だと思います。そうはいっても個人投資家にとっては魅力的な投資対象となるポテンシャルは充分に秘めていると思います。
今後のより一層のサービス向上に期待したいところです。