対GDP比における債務残高の比較
日本の借金は世界最悪レベルに達しています。ここでは、日本の他にも米国、英国、ドイツなどの主要各国の対GDP比における債務残高について確認してみましょう。
GDP(国内総生産)とは?
GDP(Gross Domestic Product)とは、1年間にその国で生みだされた生産物やサービスなどの合計のこと。分かりやすく言えば国の年収みたいなもの。
合計を単純に計算したものを「名目GDP」、インフレ調整を行ったものを「実質GDP」と言う。
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2012年度 各国の債務残高(対GDP比)
(単位:%)
日本 | 214.1 |
---|---|
米国 | 108.6 |
英国 | 104.2 |
ドイツ | 88.5 |
フランス | 105.5 |
イタリア | 122.7 |
カナダ | 84.5 |
OECD Economic Outlook 91 (2012年6月)
「圧倒的ではないか!我が日本は!」などと言っている場合ではありません・・。
残念ながら、主要国はもちろん世界の債務残高ランキングにおいても日本はワースト1になっています。(2012年時点)
日本の債務残高(対GDP比)の推移
1997年〜2012年における日本の債務残高(対GDP比)の推移は以下のとおりになっています。
年 | % |
---|---|
1997 | 102 |
1998 | 115 |
1999 | 128.9 |
2000 | 137.5 |
2001 | 144.6 |
2002 | 153.4 |
2003 | 158.2 |
2004 | 166.2 |
2005 | 169.5 |
2006 | 166.7 |
2007 | 162.4 |
2008 | 171.2 |
2009 | 188.8 |
2010 | 192.7 |
2011 | 205.5 |
2012 | 214.1 |
OECD Economic Outlook 91 (2012年6月)
このまま右肩上がりを維持&金利が上昇したら借金の利息すら払えなくなってしまうレベルになりますね。
本当に日本の借金はどう処理するんだろうか・・・。
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