日本人の金融資産保有額
日本における世代別の金融資産保有額について紹介したいと思います。
金融広報中央委員会によると、平成24年の金融資産保有額(金融資産を保有していない世帯を含む)は全国の平均は1,108万円、中央値は450万円となっています。
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年代別の金融資産保有額(2012年)
年齢 | 平均(万円) | 中央値(万円) |
---|---|---|
20歳代 | 239 | 70 |
30歳代 | 406 | 200 |
40歳代 | 698 | 363 |
50歳代 | 1,051 | 400 |
60歳代 | 1,632 | 800 |
70歳代 | 1,410 | 600 |
※「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](平成24年)」
20歳代から60歳代にかけて、金融資産保有額が増加していき70歳代になると減少しています。
ただ、各世代とも「平均」と「中央値」では金額に大きな開きがあることが分かります。
「平均」と「中央値」どちらを参考にすれば良い?
平均値で算出すると、一部の高額資産保有世帯によって金額が大きく引き上げられることがあります。
そのため平均値では、実態と伴わない数字が出てきてしまうという場合があります。
例えば、「8,000万円」「4,000万円」「1,000万円」「400万円」「0円」というデータが合った場合、平均値では2,680万円となりますが、中央値では1,000万円となり、1,680万円もの差が生じます。
大きなバラつきがあるデータでは、平均値よりも実感に近い数字の中央値を参考にすると良いと言えます。
なかなか貯金が出来ないという人は、まずは自分の年齢の中央値の貯金を目指してみてはいかがでしょうか?
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