アブラハムを解約しました
海外投資への投資助言などを行っているアブラハムプライベートバンクを解約しました。
アブラハムが証券取引等監視委員会より行政処分を受けて以降、いろいろ思うところがあり、10月に契約更新を迎えましたが、更新は行わず所有するファンドをすべて売却して投資助言契約を解約することを決めました。
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解約までの流れ
解約までの流れはざっくりと以下の通り。
- 契約更新日の1ヶ月前までにアブラハムへ更新を行わないことを伝える
- ファンド解約依頼用紙が送られてくるので署名を行い返送する
- 書類などに不備がなければ、そのままファンド管理会社に連絡される
- 解約月の3週目くらいに指定の口座に振込みがされる
私の場合、ファンドは一括購入していること、購入から数年経っていることもあり解約手数料などのペナルティは一切発生していません。
ただ、積み立て投資を行っている場合や購入してからの期間が短い場合にはいろいろとペナルティが発生することもあるので、解約する場合には事前に確認しておくことが大切です。
また、アブラハムでは確定申告に必要な書類などは作成してくれないので、ファンド売却後は自分で計算して確定申告を行う必要があります。
海外ファンドの申告は分離課税でOK!
【2015/02/05 追記】
海外ファンドの売却に伴い確定申告を行う必要がでてきます。ネットで調べると申告する際に、「雑所得」になるのか「申告分離課税」になるのか判断がわかれているような感じになっていたので税務署へ行って確認をしてきました。
税務署によると海外ファンド売却に伴う申告は「申告分離課税」で良いとのことです。
雑所得だと他の所得との損益通算ができないので、「申告分離課税」で申請できるのは嬉しい事ですね。申告する際には注意したいところです。
今後はどうするか?
海外ファンドを売却した投資資金をどうするかいろいろと考えた結果、税制優遇される「個人型確定拠出年金」や「NISA」を活用することを考えています。
特に個人型確定拠出年金は原則60歳まで引き出すことができないという「縛り」があるものの、活用すべきメリットがたくさんあります。
個人投資家であれば税制メリットを活用しない手はないと思います。
税制優遇枠を最大限まで活用する。その上で、まだ資金に余裕があるのであれば別の投資に目をむけてみるというくらいで丁度よいのかもしれません。
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