日本の年金制度は20カ国中17位という残念な結果に!

コンサルティング・サービスを提供しているマーサージャパンは、世界各国の年金の健全度をランキングした「マーサー・メルボルン・グローバル年金指数(2013年度)」を発表しました。

 

この調査では対象国の年金制度に0から100までの評価が行われ、「十分性(Adequacy)」、「持続性(Sustainability)」、「健全性(Integrity)」の平均評価値が指数として表されています。

 

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マーサー・メルボルン・グローバル年金指数(2013年度)

ランキング 国名 総合指数
1 デンマーク 80.2
2 オランダ 78.3
3 オーストリア 77.8
4 スイス 73.9
5 スウェーデン 72.6
6 カナダ 67.9
7 シンガポール 66.5
8 チリ 66.4
9 イギリス 65.4
10 ドイツ 58.5
11 アメリカ 58.2
12 ポーランド 57.9
13 フランス 53.5
14 ブラジル 52.8
15 メキシコ 50.1
16 中国 47.1
17 日本 44.4
18 韓国 43.8
19 インド 43.3
20 インドネシア 42.0
平均値 60.0

(出典:マーサージャパン)

 

どのような基準で国が選ばれているのは分かりませんが、日本の年金制度には問題があるというのはハッキリと分かるランキングですね。

 

消費税の引き上げが決まり、税と社会保障の一体改革などが期待されています。今すぐにでも大きな改革をやらないと、ツケを将来に回しているばかりとなり、日本の年金制度は一向に良くならないと思います。

 

来年のランキングでは少しで順位を上げてもらいたいものですね。