自分年金の運用ポイント
自分年金を運用するにあたって、失敗しないための4つのポイントを紹介したいと思います。
まずは、自分自身に対して投資をすること。投資や資産運用、株、ファンド関連の本をなんでも良いので5冊程度は読みましょう。
同じテーマの本を5冊程度を読めば、自分なりの原理や原則などが見えてくるものです。資産運用を始める前に、まずはこの程度の自己投資は最低限しておきましょう。
資産運用の入門としてまとめた、資産運用入門 22歳までに覚えておきたいお金の知識なども参考にして頂ければと思います。
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投資にお金をまわす前にやらなければならないことがあります。それは、生活防衛資金を確保することです。
最低でも半年分以上の生活費を貯めた方が良いでしょう。月に生活費が25万円掛かるのであれば、25万×6ヶ月=150万円となります。
この生活防衛費を確保することにより、
●不測の事態が起こり、急にお金が必要になった場合でも直ぐに対応できる
●精神的余裕を持って投資ができる
などの利点が生まれます。
もちろん、生活防衛資金を確保しないで、資産運用にすべてまわせば投資効率が良くなる可能性もあります。それでもあえて言います。生活防衛費を確保しましょう。
投資を始めるのはここをクリアしてからでも遅くはありません。
いきなり大金をつぎ込むのではなく、最初は小額で経験を積むようにしましょう。経験もないのに最初から大金をつぎ込むとろくな事がありませんのでご注意を!(経験談)。
まずは、収入の10%を資産運用に割り振るのが良いと思います。毎月指定日に自動的に引落とす仕組みを作っておけば、何も考えずに資金を確保できるのでおすすめです。
生活のために自分年金を取り崩す場合、保有資産の4.5%以内に留めると、保有資産が目減りするリスクを抑えることができます。(※伝統的な分散型のポートフォリオの場合)
万が一途中で取り崩さなければ鳴らなくなってしまった場合、この数字を意識しておくと良いと思います。