海外ファンドへ投資する方法
個人投資家が海外ファンドやヘッジファンドを購入する方法としては、大きく分類すると
- 自分自身で購入する(直接購入)
- 投資助言会社のサポートを受けて購入する(直接購入)
- 販売会社(証券会社・銀行)を通して購入する
の3つの方法が考えられます。
スポンサードリンク
自分自身で購入する
自分で購入する場合、英語が出来ることが必須になってきます。その上で、数ある海外ファンドの中から優れたファンドを自分自身で探し出さなければなりません。
また、個人で海外ファンドに申し込む場合、第三者のチェックを受けていないので最低投資金額が高くなったり、審査基準が厳しくなることがあるようです。購入する際には確認しておきたいところです。
その他、万が一トラブルが発生した場合にも自分の力だけで解決する必要があります。
かなりハードルが高くなりますが、すべて自分自身でできれば、投資助言会社や販売会社等に手数料を支払う必要がないので投資効率を最大限高めることができます。
条件をクリアできる人であれば、こちらの方法が一番有利であることは間違いありません。
投資助言会社のサポートを受けて購入する
英語が苦手な人や優れたファンドを探すのが不安な人は、日本語に対応している投資助言会社のサポートを受けながら海外ファンドを購入することになります。
ファンドの選択から購入のサポート、投資後のフォローや運用レポートの翻訳、万が一のトラブルの際の対応などが期待できます。
その一方で、投資助言会社に対する手数料が発生することになり、その分投資効率が悪くなってしまうことは言うまでもありません。
入会金や月額額料金、資産残高に応じた投資助言料など会社によって料金体系が変わってきますので、しっかりと比較検討したいところです。
販売会社(証券会社・銀行)を通して購入する
日本の証券会社や銀行でも海外ファンドを購入することができます。ただこの場合、日本の販売会社に手数料を払い、さらに海外の販売会社にも手数料を払うなどの中間コストが発生します。
一般的に投資助言会社に支払う手数料よりも高くつくことになり、投資効率がかなり悪くなってしまいます。
また、購入できるファンドは海外の純正ヘッジファンドとの連動を目指す「コピーファンド」となっているので、直接購入と比較すると見劣りしてしまいます。