海外ファンド投資・購入のデメリット・注意点

一般的に、海外ファンド・ヘッジファンド・オフショアファンドと呼ばれているものには以下の5つのデメリットが考えられます。

 

個人投資家が得られる情報が少ない

日本政府が情報規制をしているため、雑誌やネットを調べても個人投資家が得られる海外ファンドの情報量は圧倒的に少くなっています。裏を返せば海外の優良な商品にアクセスさせたくないのかなと勘ぐったりしてしまいます。

 

ただ、ネットなどの情報も玉石混淆なので、情報の真偽を検証する必要があります。可能であれば実際に投資している人から話を聞いてみるのが良いです。

 

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英語の壁

海外のファンドなので、契約からレポート報告・サポートなど基本的には英語での取引になります。英語に自信のない人や自分で優秀なファンドを探せない人は、手数料が掛かってしまいますが投資助言会社から日本語でサポートを受けた方が無難です。

 

 

為替に左右される

海外ファンドは基本的に外貨(米ドルやユーロ等)で購入することになります。ファンド自体に利益が出たとしても、為替が円高に振れた場合、その分利益が圧縮されてしまいます。

 

ただ、その反対に円安に振れれば為替差益も享受できることになります。

 

 

手数料が高い

インデックスファンドなどに比べるとやはり海外ファンドの手数料は高くなります。購入手数料3〜5%程度+利益に対して10〜20%の報酬といった具合です。

 

この手数料を「必要コスト」とみるか、「高い」とみるかで判断が別れるところです。

 

 

短期で解約するとペナルティを受ける

海外ファンドの場合、すぐに解約できないこと(毎月1回など)が多いです。また、短期間(1年以内など)で解約するとペナルティとして1〜3%程度の手数料を取られる場合もあります。

 

海外ファンドに投資する場合は、長期投資を前提に余裕資金の範囲内で投資するのが望ましいといえます。