NISA(ニーサ)のメリット・デメリット・リクス

2014年(平成26年)1月1日よりNISA(ニーサ)という少額投資非課税制度が始まりました。

 

日本に住んでいる20歳以上であれば誰でも利用可能なこの制度。利用すべきか否かいまいち良く分からないという人もいると思うので、メリット・デメリットをまとめてみました。

 

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NISAのメリット

誰でも利用することができる

日本に住む20歳以上の人であれば誰でもNISAの口座を開設することができます。

 

また、2016年度から「ジュニアNISA(未成年者少額投資非課税制度)」が新しく追加されます。これにより、未成年(0〜19歳)でも口座開設が可能となります。

 

配当金・譲渡益が非課税になる

NISAの最大のメリットはやはり配当金や譲渡益が非課税になることです。

 

毎年100万円の投資枠が設定されて、その枠内で上場株式や投資信託などの金融商品から発生した配当金や譲渡益が最大5年間非課税となります。

 

つまり最大で500万円の投資額に対して非課税が適用されるということです。もちろん、100万円以内であれば金額に制限はないので、少額の資金しか用意できなくても利用しておくのが良いでしょう。

 

 

【追記】

2016年度からNISAでの投資枠が年100万円から120万円に増額されます。これにより、最大600万円を非課税で運用することができます。

 

ジュニアNISAの場合、年80万円で最大400万円を非課税で運用できます。

 

いつでも引き出し可能

NISAではいつでも自由に売却・換金することが可能になっています。

 

確定拠出年金のように原則60歳になるまで引き出すことは不可能などの縛りがないので、いざお金が必要となった場合などには便利です。

 

ただし、ジュニアNISAの場合、途中解約すると原則、利益に対して課税されるので注意が必要です。

NISAのデメリット・リスク

開設できるのは1人1口座のみ

NISA口座は1人1口座しか開設することはできません。

 

一度開設しても金融機関を変更することはすることはできますが、NISAの口座開設を行うのであれば金融商品が豊富で手数料が安い金融機関を選びたいところです。一般的な個人投資家であればネット証券を選択するのがおすすめです。

 

ただし、ジュニアNISAの場合、金融機関の変更はできないので注意しましょう。

 

現在保有している金融商品は対象とならない

非課税が適用されるのは、NISA口座を通じて購入した金融商品のみとなっています。

 

そのため、現在保有してる金融商品は非課税の対象とならないので注意が必要です。

 

※NISA口座への移行もできません。

 

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他口座との損益通算ができない

NISA口座は一般口座や特定口座との損益通算ができません。

 

また、損失の繰り越し控除などもないので注意が必要です。

 

投資枠の繰り越し不可

投資枠は年100万円用意されていますが、利用しなかった分に関しては翌年に繰り越して利用することはできません。(2016年度以降は120万円)

 

非課税枠を最大限に活かしたい場合には、100万円すべて利用するのがおすすめです。

 

一度売却すると非課税枠は使えなくなる

100万円枠を使ってしまっている状態で、利益確定のため売却してしまうとその年には再投資することはできません。

 

長期投資を促すためとはいえ、回転売買ができないのはかなり使い勝手が悪いですね。

 

節税効果がない

確定拠出年金のように掛け金に対して所得控除を受けることはできません。

 

まとめ

現時点においてNISAは、決して使い勝手が良いとは言えない制度です。

 

これから制度が見直されていくことを期待する他ありません。

 

非課税の恒久化、売却益の再投資、他口座との損益通算などはぜひとも実現させてほしいところですね。

 

ちなみにNISAの口座開設には、4〜6週間程度かかる場合があるようです。2014年1月1日から利用したいと考えている人は早めに口座開設を行っておいた方が良いですよ。

 

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